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MTV Unpluggedの歩き方⑨〜OA楽曲 #タケウチカズタケ 完全解説4〜 #RHYMESTER

2021年3月4日

スクリーンショット 2021-03-04 21.59.12

まだまだ余韻どころか、反響真っ只中ですねー
「MTV UNPLUGGED」でエゴサすると、ものすごい数のBTSのアンプラグドの感想が出てきて、
ちょっと怯みそうになるんですけど…そこは、BTSをかき分けていくと、
ちゃあんと皆さんのリアクションを見れるわけであります!それは見逃さないぜ。

というわけで、本日もいってみましょー


「完全解説、はじまるよっ!」

というわけで話題作「梯子酒」について
〜オレ的見所聴き所〜

①まーでも、オリジナルの「梯子酒」を知る人なら「一体どーやって、アンプラグドな感じで演奏するんだろ?」という
素朴な疑問が頭に浮かぶでしょう。それはライムスメンバーの皆さんもそうだったと思います。
オレが選曲ミーティングの時に「梯子酒、是非トライしてみたいです」と自ら提案させてもらいました。
「え?出来んの?じゃあ、ちょっと(アレンジ)やってみてよ」って感じで
やらせてもらうことになりました。

②この曲をチョイスした理由は、他でもない、JAY-Z MTVプラグドで見た「Big pimpin’」ですね。

Timbaland産のエスニックな笛のフレーズとお祭りムードのあるビートを生楽器変換して
がっつりHIPHOPトラックとしてThe ROOTSが演奏していたのが頭の中にあって、
日本語で、日本の祭りの匂いを漂わせながらHIPHOPにして演奏するなんて
もはやライムスターしか、それも「梯子酒」でしか出来ないやないかい!という訳です

③しかも「梯子酒」のオリジナルトラックは808を使った、思いっきりのマシンビート。
これはやりがいがありましたねー(pro.はSONPUBくん!おおっ!)
当初は「なるべくこのビートの感じを再現してみる」って所からスタートしましたね。
いやあ、イメージはしてたんですが、上手くいかない!…というか、カッコよくならない。
リハ初日は、結構これに時間を費やしましたね。
しかも、ものすごく悩みの種になったのがオリジナル音源のフックの終わりに入ってる『ぽ〜ん』という「鼓太鼓の音」
Japanese_small_hand_drum,kotsudumi,katori-city,japan

フックの終わりに結構重要な役割を果たしてる音で、当初オレは、パーカッションのけっちゃんに
「何か鼓のような音出せる楽器持ってないかな?」と訊いて
彼女を非常に悩ませてしまってましたね。
(和楽器のレンタルをしようか?という所まで言ってた、実際演奏する難しさもあるというのに。)
リハの最後にみんなで「これかな?」「これかなあ?」と言いながら、
いろんな打楽器を叩いてみるも、一向にしっくりこない…んー、わかんないから今日は解散!って、リハが終わったりw

④ビートを生演奏にどう変換するのか???その課題がクリアされないまま、リハが経過していったある日、
オリジナルビートの再現、という方向性を捨てて、とにかく躍動感あるビートにしてしまおうと思って、
「和太鼓がドンドコいってるみたいなノリでドラムを打ってみようか」と思って、
タムをボコボコ言わせたビートを叩いてみたら、自然とベースの感じも浮かんできて、
それをざーーーっと弾いたものを、すかさずでDさんに送ると電話かかってきて
「いいじゃん!セカンドラインじゃない、これ!」

となって、手応えを得たというわけでした。

⑤こうしてアンプラグドアレンジの「梯子酒」の基本アイデアは出来たんで、
ここからは実際には、パーカッションのけっちゃんには思いつくままに、あらゆる楽器を駆使して演奏してもらいました。
ここが彼女の、素晴らしい才能が溢れかえってる所でして、
ライブ映像の中でも、数々の楽器(?ヒヨコのようなものや日本酒の瓶??)が映ってましたねー
そんな音色を楽しむのも良しですが、個人的にはウタさんヴァースの
「ボトルごとバーン」の所で、ピッタリ「バーン」って音を鳴らしてる所!
最初のリハで聞こえてきた時に「え?」って思ったもんなあ…流石です

⑥そして、先程書いた例のフック終わりの「鼓の音色」の役割…これを見事なまでに埋めてくれたのがJINさん!
JINさん所有で持参してくれた数々のパーカッションの中に燦然と輝くビブラスラップ…
71BseZGPUfL._AC_SY550_

なんで持ってたんだろうか…なんにしても、このビブラスラップが完全にそこにハマったんですよねえ。
もちろんHIPHOP第5の要素と名高き、あの「フェイシング」と共に。
オンエアーでは、バッチリなカメラワークで捉えられてましたね、意図が伝わって最高でした

⑦サウンド面で「和の祭り感」を担ったのがくりちゃんのフルート。
完全に祭囃子感を作ってくれてましたね。
これって簡単なことじゃないんですよ、雰囲気を掴んでさらっと表現するって。
くりちゃんの、こういう才能を知ったのは奄美大島に一緒に演奏に行った時の、
打ち上げタイムで現地ミュージシャンと混じってセッションしてた時でしたね。

今回の編成を考えてる時に、フルートもサックスも吹けて、こういう雰囲気を即座に出してくれる人、ってことだと
くりちゃんに頼むしかなよなーって思ってたのはこんな理由ですね。
「梯子酒」でのくりちゃんのポジションは、しっかりイメージ出来てました。本番もバッチリでしたねー、素晴らしい!

⑧不思議なグルーヴってことで言うと、この「梯子酒」は上物(ストリングスのフレーズ)とリズムのノリが
違うんですね。ハネてないストリングスやラップ、対してハネッハネなリズム。
これはおもしろいサウンドになってると思いますよ、聴き所かな。

⑨ストリングスが、ヴァースを追うごとにだんだん盛り上がっていくんですけど、
入り口が、よっしーaka古川淑恵さんのチェロのだけから始まってくる…
てっててて、てっててて…というフレーズがチェロだけで入ってくるの、個人的にすげー好きですねー
それに、ともちゃんのビオラが重なって、フレーズがやや逞しくなる辺り、
ヒタヒタと盛り上がってきてていいなーって思ってます(^^)

⑩それで言うと、3番での
「焼肉屋さんで何飲むの???」の時のDさんの表情…これ最高ですよね、めちゃ笑いました
あと、アキラくんが実はエレキベースを弾いてる2曲の中の1曲がこれ。
Nappoには「琵琶法師が琵琶をかき鳴らすみたいに弾いてー」ってお願いしてやってもらった、とか、
まー書き出したら、エピソードにキリがないので以上!終了!

ホントはもう1曲分くらい書くつもりやったけど、これは長過ぎるだろ…なので、今回はここまでー

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「完全解説、まったね!見ないと撃ち抜くぞ、こっらあ」

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